王様になった夢
昨晩、変わった夢を見た。
なぜか私が、金の王冠をかぶり、赤のマントを羽織り、くるくるパーマの白髪に、ヒゲという、典型的な中世の王様になっている。
こう書くと、いい夢か? と思うかもしれないが、さにあらず。
いきなり、小太りで脂ギッシュな大臣に詰め寄られているシーンから始まる。
なにやら私に裁可を仰いでいるらしい。
私は (興味ない案件だなぁ。どっちでもいいか) と思って「んーじゃあ、こっち」と適当に答えた。
すると、大臣は喜悦満面で
「今、国王が決断を下された! これからは**である!」
と大声で触れ回る。
なにやら外が騒がしくなる。 国民が怒っているようだ。
しまった と思い、「ウソ! ウソやん。今のなし」と言ったが、「王の威信にかかわりますぞ!」と遮られ覆せなかった。
その後、たくさんの (なぜか皆同じ顔の)小太り大臣が押し寄せ、みんな裁可を求めてくる。
次はちゃんと考えようと思って、書類に目を通していると、大臣たちが早くしろ、と言わんばかりに 脂ぎった顔を押しつけてくる。
ちょ、ちょっと待て!・・・おまえら近づきすぎだ・・・
・・こっこら! 息苦しい・・・
・・あ、あれ? 本当に息苦しいぞ? 胸が苦しい・・
どうも、寝てる姿勢が悪くて、胸を圧迫してたらしい。
ここで目が覚め、「あ・・ オレは王様じゃないんだ」とホッとして、寝返りをうって寝なおした。
いつもは夢なんて、すぐ忘れるのに、この夢はインパクトがあってよく覚えている。
もしも・・
夢の続きがあったなら、私は、国民に媚びず、大臣に流されず、国を豊かにする国王になれたのだろうか?
プレッシャーから開放された瞬間、あぁ夢で良かった・・と、確かに思った。
もしかして、そういった人間は、王宮の鍛冶職人 の方が合っているのだろうか? ふーむ。
などと、センチなため息をついてみる 17才(x2)であった。
[あとがき]
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