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2005.05.06

採択の価値

ipa@IT:2004年第2回 未踏ソフト 開発者へのアンケート より。

採択されて開発スタイルはどう変わったか? という質問に対して 採択された開発者 3人は、こう答えている。

 ・世の中にオープンにされる前提なので、理解しやすいコードを心がけるようになった
 ・必要な時間をかけて、精度の高い開発ができるようになった
 ・期日があるので、期日に対する目標意識を持つようになった

うむ。裏を返せば、プライベートでやってるプロジェクトは、
 ・理解しにくいコードになりがち
 ・時間がない (金もない)
 ・期日がない (責任,義務がない)
ということだ。

会社だと、どんな仕事であろうと、質,量,納期 に対して責任がある。
仕様通りのプログラムを、可読性高く、バグが無く、できるだけ早く書き上げなければならない。
毎朝定刻に出勤して、何時間働くという義務がある。

上司の激励や、給料, ボーナスによって、モチベーションを上げられる。 (下げられることもある)
だから、どんな困難なプロジェクトでも、どんなつまらないプロジェクトでも、前に進んでいく。
後ろ向きに進んだり、突然止められたりすることもあるが、自然消滅ということは無い。

ところが、プライベートだと、そうはいかない。

会社が忙しくて夜中に帰宅すると、疲れもあるが、「今日は十分働いた」という満足感も敵である。
完成させることで、喜ぶ人がいる or お金になる ことが心の支えだが、時間が経つにつれ、自分の中では 新鮮味が失われて、「ほんとに喜ぶ人がいるのか?」「ほんとに買う人(会社)があるのか?」という疑問がわいて、モチベーションが下がってくる。

とりあえず動くものを作りたいので、つい、会社では御法度とされてるようなコーディングをやってしまうし、ソースは cvs 管理されることもなく、上書きでどんどん書き進めていってしまう。 せっかく会社で培った、プロジェクト管理手法を活かせばいいのに、プライベートの気軽さから 甘えが生じてしまう。

だから、未踏ソフトに採択される、ということは、経済的支援を受けるだけでなく、
「責任、義務、管理、期待、発表の場」 を得る、ことにも大きな価値があるのだ。

そう思って、まだ練りきれてないと知りつつも、3月末に こんな内容の企画書 を提出したが、しかし、判断に足る材料がほとんど無かったし、調査も不十分だった。
やっぱり、最低限のプロトタイプ は出来てるべきで、それを本格的に実現するための支援として申し込むべきだった。 と、今さらながらに思う。 (結果はまだ来てないけど)

[あとがき]
でも、新たな目標を得た、という意味では良かったとも思えます。
これを読んでるあなたも何かに向かって頑張っていますか? 私も頑張ります。 あなたも頑張ってください。 そして ついでに、ポチッと をクリックして下さい。(^^)

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受信: 2005.10.12 22:04

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