2008.06.22

~ことがあります

Cautionよく、家電製品の取扱説明書や、貼ってあるシールに

「~をすると、火災の原因になることがあります
「~しないと、正しく動作しないことがあります

なんて書いてあります。

やたらと、いろいろ書いてるけどレアケースだろ?、PL法のためじゃないの?
…などと、ほとんど気にしたことないんですが。
が、これは自分がユーザーモードの時。

その一方で、モノ作ってる立場に立ってみると、
大抵 不具合が起こるんだけど100%とはいえないってときにも、「~ことがあります」って書きます。
だって、100%じゃないんだもん…

この意識の差がある限り、あんまり危険回避になってないかもしれないですねぇ。

いっそ
「火災の原因になります
「正しく動作しません
って言い切った方が、少しは効果上がるのかもなー。。

あーそういえば。 関係あるような、ないような話ですが。
フランスやスイスって、現地言語での取扱説明書が存在することが、法律で義務付けされてますね。

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2008.05.18

はままつ

浜松にいます。
土日だからって遊びじゃないです。 (残念ながら)
はやく三遠南信自動車道が出来て欲しいです。
でも、道路特定財源がなくなったら、まっさきに止まりそうな事業のような気もする。。

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2008.04.14

別世界

Room遊びに行ってると思われると困るが、メシくらいは食いに行くのです。

そしたら、なにやらオーシャンズ11で見たベガスの街並みが目の前に…
もう夜中なのに、建物の中は、昼間としか思えない不思議なライティングになっていたり…
砂漠の中にゴルフ場やら、何千室もあるホテルがボコボコあって…
どのホテルも1階がカジノになってて、もうほんとそこらじゅう。 なんかスケール違うなぁ。。

メシに行く時、デジカメ持ってなかったので、どっちにしろ写真撮らなかったけど。。
ほんとだったら、一眼&超広角で撮りたい被写体がいっぱいやわ。

で。
一緒にディナー食いに行ったイギリス人が、「われわれが泊まるホテル、チープだよねぇ!ちぇ…」って言ってたけど… あのう。十分すぎるくらい広くてラグジュアリーなんですけど。 ひとりなのに、ダブル x 2 だし。

じつは彼は昨日から、1日早くやってきてて、「何して遊ぼうかなぁって思ったんだけど、グランドキャニオンのヘリツアーは高いのでやめたよ。」 「マシンガン 50発撃って $50 だったぜ。あれサイコー」なーんて言ってた。

食事中や移動中でも、仕事の話ばかりのわれわれ日本人とは感覚が違うねぇ。

でもね。そのマシンガン射撃場に、(毎年 1000人くらいチャーター機で日本からやってくるらしい) S社さん御一行もいたんだってさ。
日本人も、1週間以上の出張なら、1日くらい遊んでもいいかもー。

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2007.12.22

トンネルの多い高速が如く

Tunnel開発という仕事をしてると、よくこう思います。
トンネルの多い高速道路走ってるみたいだなーって。

行き先は決まってて、到着時間も決まってる。
だいたいの計画を立てて、途中 SA に寄って休憩しつつ、法定速度以下でのんびり走る。
長い旅なんで、最初から飛ばす気には、なかなかならんものです。

しかし途中、インターチェンジで迷って違う方面に向かっちゃったり、行き先(仕様)が変更になることも…

中盤にさしかかると、だんだんトンネル(不具合)が増えてきて、長~いトンネルになると、ホンマに出口あるんかいな?と不安になりながら、それでもひたすら走って、やった!抜けたっ!と思ったら、目の前には、もう次のトンネルが。。

そうこうしてるうちに、予定してた到着時間に間に合わなくなって、休憩なしで法定速度を超えてぶっ飛ばさなきゃいけなくなって。 (その結果、事故を起こすことも…)

まぁそんなのも、以前は半分楽しみつつ没頭してましたが、最近時々ツライ。
なんでツライのかなー?と思ったら、こりゃ「責任」のせいだ。

何百万円掛けて作った試作が動かない。 想定を超えて不具合多発。
スケジュールが遅れたせいで、予定してた製品発表の機会を逸する
会社が立てた期の予算が未達になる。
営業、購買、製造… いろんな部署に迷惑をかけて、言い訳のしようもない。

そういったツラさを耐えてでも自分が出したい製品なんだったら、それでも頑張れると思うんですけど…ね。

なーんて、泣き言いっててもしょうがないな。
長いトンネルの闇も、楽しんで走ってやるか。

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2007.12.06

デモンストレータ

Demoイベントがあると、プロに製品デモをやってもらったりします。
前から思ってたことですが、優れたデモンストレータってのは、ホントにスゴイなっ!と思います。

だって製品デビューのイベントなんかだと、そのデモの出来で、製品の売れ行き、ひいては社運が掛かるわけで、誰よりも知り尽くしてるかの如く、自信たっぷりに製品を紹介するんです。

でも、ホントに知り尽くしてるかっていうと、そんなわけなくて、ちょっと前に教わったばかりだったりするし、リハーサル時に、デモする内容がガラッと変わることもしょっちゅうです。

製品がプロトタイプで、いろいろ不具合があっても、それを回避しつつ、突発的トラブルにもパニくらずに、サラッとスマートに対処しないとけません。

失敗すれば、次は声が掛からないキビシイ仕事です。

どんな度胸とセンスがあって、機転が効いて、しゃべり上手だったら、こんな風に出来るんやろ? 自分には考えられませんわ。

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2007.10.25

役得

Studioものづくりも終盤にかかると、パンフレットなどのために撮影をします。

撮影スタジオの現場に立ち会えるのも、役得だなぁと感じます。
だって、プロのカメラマンが撮影をして、プロのデザイナーがレタッチするわけですから。

ブツ撮りの際、こんな風に照明あてるのか、EOS Utility はこう活用するのかぁとか、フォトショップの魔術師のような使い方とか。 へ~ぇ、ふ~ん、ほぉ… てな感じです。

レタッチは、傷・汚れ・ホコリや明るさ・コントラストなど、ちょっと見栄えをよくする調整が主なはずですが、試作品の完成度が低い場合、本格的に編集してもらうことになります。(笑)

図面を見せながら注文すると、ボタン, スイッチ, LED やコネクタなど、何も無いところから、本物と見分けがつかないようなものがサクサクと足されていきます。

まだ出来てないはずの製品の完成写真が目の前にあるって、何か変な気持ちです。

ホントに、これくらい簡単に、部品つけたり取ったりできればなのになぁ… (笑)

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2007.10.17

アメリカ人にはなれん

Bonus冬のボーナス交渉の時期。

ま、交渉といっても、ぬるいんですけどね。
たいてい増えることも減ることもなく。
しかし、今回はちゃんと主張してみよう、と思って。

私 「チワワ常務。このコミットメントは結果出せたので、プラス評価でもいいんじゃないっスかね?」
チ 「ク~ン…、ワン、ワン」 (う~ん、でも、いまスケジュール遅れてるよね?)
私 「そ、そうっすね。(汗) じゃあ、今回は平均点ってことで…」
チ 「ワン、ワン」 (うん。せやね。 また製品出せたらってことで)

ア、アカン…自分の成果を主張するのって、苦手や。。
たぶん、技術者ってそういう人多いんちゃうかな?

こんな時、アメリカ人なら、めっちゃアピールするんやろうけど。 (時には誇張も入れつつ)

ずっと前、自分が作ったアプリケーション持って、中堅ソフトベンダに売り込みに行ったことあるんだけど、その時こりゃダメだと思った。
照れちゃうんです。 自分の作ったものを面と向かってアピールするのって。
言わなきゃいいのに自分から不具合バラしちゃったり。金銭的な交渉はシドロモドロだし。

ほんとに自信があれば、もっと堂々とできるんだろうけどな。
この壁はいつか乗り越えられるのだろうか。

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2007.10.10

知ってる自分となりたい自分

Lookfor日経エレクトロニクスの記事に、こんなのがありました。
記者は技術のプロであるべきか?」

「ものづくりの現場経験がない、当事者ではない者が知ったつもりで記事を書く」ことの悩みについて書かれていて、入社した頃の自分を思い出しました。

私は、入社して2年間、製造部門にいました。

ちょうど、その頃に出来た新設部署で、
開発で作る新製品をスムースに量産移行するための、開発と製造現場の間に立つ役割です。

(開発経験の無い者が、設計に口出ししていいものか?
そもそも製造の経験だって、ほとんど無いのに…)

いつも葛藤があったのですが、新設部署だから、教えを請う先輩もいません。
仕方ないので、知ったかぶりで話を進めるのですが、まぁすぐにボロが出て、何の役にも立たないどころか、かえって足手まといになっていました。

そんな知ったかぶりするのが嫌で、知ったかぶりじゃなくするために、一生懸命勉強しました。
開発設計も、製造現場も。

同期は、既にみな開発部門に配属されてるし、
生物化学という、なんの関係もない専攻から入ったハンデ(焦り)が、いいバネになったのかも。

それで結局、何かの役に立てたかどうか判りませんが、少なくとも自分のためにはなりました。
今でも自分のバックボーンになっていると感じます。

で、今の自分を鑑みると。
ふたたび、設計そのものではない仕事の方が多くなってます。

でも以前と違って、設計に対してホントに知ってることと、実はよく知らないことが混じってます。
気づかないうちに、(いや気づきながら) 知ったかぶりしてる時があるかも。。 気をつけなきゃ。。

さて。
以前は、とにかく「知ってる自分」になりたくて、努力しました。
今、「なりたい自分」って何だろう?

その答えは判っているようで、自分の心の奥底を覗いてみると、ちょっと違うような気もするんだよなぁ…

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2007.08.29

エンジニアの苦痛

Stageエンジニアが何か作って、それを発表するのって、「感慨深い」とか「感無量」とかって言うじゃないすか。

それって、「作りきった!」「やるだけやった!」後の、満足いくものを発表するならそうでしょう。

でも、たいてい発表の時期って、ものが完成するなんですよね。 (それも、かなり)

いや、開発当初から決まってる予定なら、そこに合わせて優先度つけるんだけど。

突発的なイベントで、不安定どころか、まだ全然できてないものを、発表(デモ)するなんてのは、本当に苦痛
プレゼンの緊張とは違う種のストレス。
ステージ上で、ホント嫌な汗をかく。

…が。
そんな発表の準備で、隠れてた不具合が噴出するおかげで、早めのデバッグが出来るっていう、前向きな捕らえ方もあるけどね。

ともあれ今日、そんなイベントがひとつ終わった。
また、日々の開発に戻ろっと。

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2007.07.22

米企業の人事

Xbox360ちょっと前、Microsoft が Xbox360 のサポート(修理)に莫大な費用を計上したことがニュースになりました。

その件について、Microsoft の vice president、ゲーム事業の顔的存在の ピーター・ムーア氏がインタビューを受けてました。 (→ CNET)

今まで MS が、決して不具合だと認めてこなかった、Xbox360 の故障について、それを素直に認め、過去に遡って全てのユーザーに対応することについて、とても真摯な態度で発言しています。

ユーザーを大事にするところ、Apple に見習ったのでしょうかね?
ともあれ、米国企業のトップの、こういうケジメをつける時の発言ってカッコいいなぁ、と思います。 自分が全責任を持っている、という自負が現れてるというか。

ところが。
すぐ後のニュースで、ピーター・ムーア氏が EA に移籍 ってあってビックリ。
あ、あんた! さっきの、すごい責任感あふれる発言はいったい…

こういうドラスティックなトップ人事も、米国企業ならでは、ですねぇ。。
(引責ではないらしく、どうも引き抜きらしいです)

(*追記 engadget のインタビューに答えるムーア氏。 相変わらず歯切れ良く、カッコいい発言ばかり。 独自/固有コンテンツの重要性について語るくだりを読むと、そのために EA に行くの?とも勘ぐってしまうが… )

ところで、全く本題に関係ないですが。
甘利経済産業大臣って、大河ドラマ風林火山の、あの甘利虎泰の子孫なんですってね。 (→ Wikipedia)

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2007.06.05

フードファイターに学ぶ

Hotdogアリゾナで行われたホットドック早食い競争で、小林尊さんの記録が破られたそうです。

小林さんといえば、アメリカでは、イチローを凌ぐとも言われる人気の早食いフードファイター
ずっと前のTVチャンピオンで、小林さんの闘う姿を見て、早食いに対する見方がちょっと変わったのを覚えています。 (以来、ちょっぴりファンです)

…で。 ニュースを見たついでに、何気なくググってると、ご本人のブログを発見。

読んで感銘を受けたのが、仕事に対する姿勢。

 → プロフェッショナル

プロとは、「自分の成長に目をむけて、ぶれなく闘い続けることができる人」。
その気持ちが、こだわりを生み、新しい世界を創造するのだ、
と。

おぉ…
果たして私は、仕事に、そこまでを込めているか?
好きな方、楽な方に流れ、できる範囲に留まってるのではないか。

ものづくりのプロとしての自分は、どうありたいのか。
どうやら見つめ直さねばならないようです。

ありがとう、小林さん。
これからも頑張って闘ってください。

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2007.03.29

プレイングマネージャー

Pm以前、面接を受けた時、ここ数年やってたことを話すと、面接官に 「そうですか。プレイングマネージャーされてたんですね。」と言わました。

「え? あ、はい。」
(いやぁ、プレイングマネージャーなんてもんじゃなくて、単に人手が足りないので自分も実作業してただけなんですが…)

プレイングマネージャーと聞いて、思い浮かべるのはプロ野球の古田監督野村監督です。

ゲームの流れを読み、チームを指揮する。 そこに選手としての自分の能力を含めて考えるなんて、相当に自分を客観的に知らないとできないことだし、勇気のいることだと思います。

打席に入ってる時でも、頭の中では、その後のゲーム展開を考える。
誰にでもできることじゃないですよねぇ。。

(野球以外でも) 本当の意味でプレイングマネージャーやってる人は、スゴイと思います。

だけど、ほとんどの人の場合、自分の能力に合った側に注力する方が、本人にとっても会社にとっても良い結果が出るような気がします。

ま、自分含めて 9人しかいない野球チームだったら、やっぱり自分も打席に入るしかないんですけど。(笑)

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2007.03.15

シングルタスクな自分

Task技術用語ですが、「マルチタスク」「シングルタスク」って言葉があります。
複数の仕事を、並列に同時に処理するか、順番にひとつづつ片付けていくか、です。

パソコンをはじめ、多くの機械はマルチタスクで動いてて、いろんな処理を並列にこなしつつ、急な割り込みにも待たせず反応してくれます。

人間も、マルチタスクで生きてます。 メシ食いながら、テレビ観るとか。
"ながら族"って呼ばれるよりも、マルチタスク人間って言われた方が聞こえいいですね。(笑)
夕飯に、料理を何品も作れる人は、台所で、かなりマルチタスク能力を発揮してると思いますよ。

で。 私も、仕事では、ある程度、マルチタスクでやってる気でいたのです。

しかしダメですねぇ…
ここ最近、企画の仕事と、プログラマの仕事が混在すると、ストレス溜まって仕方ありません。
どっちもうまくいってる時は、相乗効果でノリノリなんですけど、どっちもハマると、どうにも焦っちゃって。。

そりゃそうです。
マルチタスクって、言葉の響きは、速くてエラい印象を受けますが、仕事の切り替え時にオーバーヘッドが必ず生じるので、パチパチと仕事を切り替えるほど、その分、全体の効率としては落ちるんです。

人間だって、急用が入った時、今の仕事を記憶に留めつつ、急用を先にこなしますよね。
シングルタスクで、集中して最後まで終わらせるのが、効率は良いに決まってます。

が、研究職のスペシャリストでもなければ、日々いろんな割り込み仕事に襲われるのは、社会人の宿命なんでしょうね。

忙しいウチが華だよ、なんて言う人もいますが…
そう言えるだけのココロのゆとりが欲しい。。 (残業は嫌いだ)

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2007.03.12

やりたいことと、できること

Man先週末、自分のキャリアを見直す、といった主旨の研修を受けました。

まぁ会社の人事研修なので、新しいキャリアにトライしましょう、というよりも、「今までのキャリアを振り返って、これからも伸ばしましょう」って方向でしたが。

わりと自分のキャリアについては、普段からよく考えてる方だと思いますが、同年代の人たちと2日間かけて今までを見直し、この先を考えるってのは貴重な機会でした。

でも心の中では、こんなことを考えてました。

いったい、モノづくりって仕事は、自分にとって本当に「やりたいこと」なのか、「できる」から続けたいのか。

誰でも、会社や社会にとって、役に立つ人間でありたいって願いますよね。
だから、10数年かけて自分が「できる」ようになったことを、「やりたい」ことなんだって置き換えてるなんてことはないでしょうか。

…。

そっか。
そもそも"キャリア"ってのは「できること」であって、「やりたいこと」じゃないんだ。
もし、それが一致してたら、とても幸運なことなんですね。

これからも、やりたかったことを「できる」ようになったり、できることを「やり続けたい」って考えたり、いろいろと揺れるでしょうけど、やっぱり モノづくり 続けるんだと思いました。

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2007.02.06

他人ごと、自分ごと

KojinshaノートPCや電子小物の批評なんかで、よく言うじゃないですか。

バッテリーの持続時間が短い とか、
ACアダプターがデカくてダサい とか、
なんで今どき無線LAN 入ってないんだ! とか。

もちろん私も言います。
他人ごと ですから。 (笑 自分はお客さん)

これがね。
自分が開発するとなったらホント大変なんです。 電源まわりや、無線モノは特に。

コスト性能ボディサイズの要求が厳しいのに加え、ワールドワイドで売るには、各国の安全規格取得にベラボウにお金かかる。 (これは輸入障壁という意味もあると思うけど)
あと、最近話題(?)のバッテリーがらみの品質事故を出すわけにはいきませんから。

それなりの規模のメーカーに居てそんな状況なのに、小さなメーカーがシャレたモバイル出してるのを見ると、スゴイなぁと感心しちゃいます。 (まぁ中には、ガレージ・メーカーの甘さで、怪しいパーツを採用してるとこもあるでしょうけど)

小さなメーカーでも、巨大メーカーに負けない製品を作るコツをもっと身につけねば。

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2007.01.12

オブリゲーションとは

Obligation引越し直前なのに浜松出張 (あぁ準備が…)
その時、車を運転しながら、お偉方と話してて、ある話題の時に、突然、後ろの席の "グリズリー常務" から、バンバンッと肩を叩かれ…

「シミーくんっ! 会社辞めたらアカンでっ。 もう1年われわれを見てくれっ」

と冗談っぽく言われ、ドキッとしました。 (そんな辛気臭い顔してたかな? 笑)

「いえ… こんど家も引き払って、完全に松本に移住するっすよ」と返したら、

「え”っホンマに? そりゃあ社長、オブリゲーションですなぁ。」と、今度は隣の社長の肩を軽く叩いてました。

(オブリゲーション?えーと何だっけ? ポルトガルのオブリガードが[ありがとう]だから、似た意味かな?) と思って、あとで調べたら、

 ob・li・ga・tion [義務, 義理, 債務]

だった。 あ、そういう意味か。
そうですね。 オブリゲーション、感じてください。(笑)

で。
帰りの電車では、電子ブックで、「プロジェクトX "窓際族が世界規格を作った"~VHS・執念の逆転劇~」を読んで、なんとなく頑張ろうと思いました。

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2006.12.21

無駄と向き合う

Stop時折、無駄と判っていても、やらなければならない仕事が襲ってきます。

覆るものであれば、その無駄っぷりを説得する努力もしますが、そういう仕事は大抵、強大な権力から発せられたものだったり、最優先だったりします。

吐き気がします。

そんな仕事が増えると、逃げ出したくなります。
プログラマとして、マイコンやDSPから最高の効率を引き出す仕事が恋しくなります。

このままじゃ自分はエンジニアとしてダメになる。
そう考えることが度々ありました。

が。
私よりも、はるかに多くの無駄な仕事に日々襲われてる上司がいるのですが、その状況に逆らうでもなく、それでも時間を捻出し、いつの間にか自分のやりたい方向にジワジワ持っていくテクニック(?)を見るうちに、少し考えが変わりました。

キャリアを積めば、だんだん仕事が多様化するので、その中には無駄な仕事も含まれて当然。 もし、サバく器量がなければ、そこが自分の限界で、それ以上先に進むことはできないのかもしれない、と。

それに、独立した人が決まって言うのは、「とにかく雑用に振りまわされる」という話。 無駄への耐性がない人には、独立なんて向かないんでしょうね。

無駄な仕事には、ついグチや文句をこぼしたくなりますが、それは「ここが自分の限界です」と言ってるようなもの。

逃げずに、無駄と向き合う
近頃、そう考えることにしてます。
(でも、やっぱり機嫌は悪くなります。笑)

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2006.09.08

創業者ととんかつ

Pork今日は丸1日、創業者との打ち合わせ。
丸一日ってのは初めてだったのですが、キツイっす。。
夕方になると、こちらはヘトヘトなのに、益々勢いづくテンション。 (とても昭和一ケタ生まれとは思えん…)

昼ごはんを食いに、創業者を隣に乗せて、創業者の車を運転しましたが、これは緊張。 (むむ?キーが無いやんけ! え?最近のいい車って、キー差し込まなくてええの? お願いだから、今難しい仕事の話題を話しかけないで…)

とんかつ奢ってもらいましたが。 (やっぱ、極上ヒレかつ にしときゃよかったかなぁ)

まぁ、私のようなペーペー社員が、一代で一部上場企業を創り上げた人と、こうして頻繁に接する機会があるってのは、得がたい経験なんですけどね。

(いろんな意味で)超越した人なので、今の自分とは遠すぎて、目標とか参考にはなりません。残念ながら。
でも、きっとこの経験が、将来の自分のになる …と思いたい。


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2006.09.01

目からウロコのライセンス

License近年のデジタル機器を開発してると、よく「ライセンス」が必要になります。

Windows, Linux, RTOS などの OS、 MPEG/MP3コーデック,TCP/IP,USB などのミドルウェア、動画,静止画,曲,音 などのコンテンツ、特許,キャラ,フォントなどの使用権… 数えればキリがないです。

つい、ハードウェアの部品単価を積み上げて原価を考えがちですが、最近は、ライセンス元に支払うロイヤリティもしっかり考慮に入れなければなりません。

うーむ。ライセンス供給元ってのは、契約取れれば自動的にロイヤリティ(お金)入ってきていい商売だなぁ、とか思ってたんですが、それだけじゃないってことを知りました。

まず、ライセンス契約は、(当然のことながら)製品が発売される前、半年前や1年前とかなので、ライセンス供給元は、どのメーカーがどんな製品を作るかってのを、かなり早い段階で知ることができます。

それに多くの場合、ライセンスを受けると、ロイヤリティの支払いのため、メーカーは何台製品を製造・出荷したかを報告します。 ライセンス供給元は、その製品の売れ行きを正確に把握することができます。

もちろん守秘義務はありますが、そんな正確な情報は、どんなマーケティング・リサーチ会社も知り得ません。
巨大なライセンス供給元は、今、どんなマーケットで、どんな商品が売れ筋なのかを、タダで、早く、詳細に知ることができるのです。

目からウロコでした。
ライセンスを供給する側になったことがないので、今まで意識したことがなかったのです。

「富める者がさらに富む」か…

マイクロソフト (エンベデッドも含めた Windows ライセンス供給)や、
アップル (Made for iPod、俗にいう iPod税 10%) は、さぞライセンス情報からもマーケティングしてるのでしょうねぇ。。

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2006.08.10

MIDIが原点?

MidiTech総研の特集に、
 自分で音を作る喜び「MIDIの魅力」 ~エンジニアの原点
というのがありました。

MIDI をきっかけに、ハードウェア/プログラミング/半導体などに興味を持って、エンジニアの道に進んだ人の話です。 たしかに、数字の羅列によって、音が発音されたり変化する仕組みってのは、人の持つエンジニア的興味をそそるものだと思います。

ちょうど、私が学生の頃、MIDI音源をパソコンにつなげて音楽を作る"DTM"が一般的になり始めました。
…ということは、私がエンジニアになったのも MIDI が原点なのか?というと、そうでもなく、当時は MIDI が嫌いでした。(笑)

直感的じゃないというか。 作曲という創作活動と、MIDI の理屈っぽい打ち込み作業のギャップが堪えがたいというか。
ゲーム開発に置き換えると、ゲームの世界観、ストーリーやキャラクターをデザインしながら、プログラミングするようなものです。 (それらが上手に出来る人もたくさん居るとは思いますが)

ま、それでも電子楽器会社で働く上で、MIDI を熟知しないと生きていけないわけで、仕方なく覚えましたよ。
覚えてみると、理にかなってて良いものかも、と思えてくるのが不思議です。(笑)

そういえば、そういった「機械的な打ち込み作業から、もっと人間的(?)な音楽作成・音色作成が出来る電子楽器やPCソフトを作りたい」というのが、今の会社を志望した理由だったような記憶があります。

MIDI 制定の功労者である創業者(当時社長)に向かって、最終面接で、そんなことを言ったわけですが、10数年後、全く違うカテゴリーの製品開発を一緒に打ち合わせてるとは…
まぁ人生いろいろですな。

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2006.05.23

大阪の夜に思う

大阪出張中。
久しぶりに、私が尊敬して止まない先輩に会いました。

その人は、思うところあってか、今は営業の仕事をしてるのですが、以前は社内屈指のエンジニアでした。
リーダーシップ・推進力・技術力・プレゼン能力・ギャグのセンス・権力への反骨(笑)…とにかく魅力溢れる人で、憧れの人物です。

私が入社2年目の頃、その人がプロデュースした製品のライン投入に立ち会ったのですが、その検査工程で、製品の電源が白煙を吹き上げる事件があって、私が「ま、確認生産だから、こんなこともありますよね…」と安っぽい慰めを口にすると、「確認生産だから? ちゃう! 確認生産は生産性のチェックや。設計のミスを見つける場やないっ!」と自身を叱るようにデカイ声で叫んだのが忘れられません。

その人の30才の誕生日に「おっ。いよいよ三十路ですねぇ…」とからかったら、「ふんっ。おまえもスグやで」と鼻で笑われたことがありました。

時は流れ、すでに私は35才。
いろんな経験を積んだ気もしますが、その人がエンジニアだった頃に追いついてる気が全然しません。

自分は自分。 自分の持ち味を伸ばせばいい、と、いつも思ってはいるのですが、
「そういえば、オレって昔、この人みたいになりたかったんだよな…」って思い出すのも悪くない、と感じている大阪の夜です。

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2006.02.22

ストレス耐性(後編)

servers前編からの続き)

AM6時。 もう夜が明けようとしていましたが、結局、サーバーの修復はできませんでした。

バックアップは、テープメディアでとっていたものの、その頃の急速なハードディスクの容量増加に追いつかず、全てのバックアップは出来ていませんでした。

追い込まれた状況で、私は自分を責めました

もともとはハードウェアの故障で始まった一連のトラブルですが、そのことを事前に察知しながら手を打たなかったこと、フルバックアップできるだけの設備増強を怠っていたこと、冷静さを欠いてやってしまった痛恨の作業ミス…

もうこの世から居なくなってしまいたい、というおかしな気持ちにさえなっていました。

「はあ? 社内サーバーの管理ミスくらいで大げさな…」と思うでしょう? 私もそう思います。

でも、コトが重大でなくても、孤独+疲労 というのは、自分の罪悪感や後悔を、何倍にも増幅するもののようです。
自分は楽天的な性格で、ストレス耐性は高い方だ、などと考えてましたが、全然そんなことありませんでした。

AM6時半頃。 憔悴しきってましたが、シャワーを浴びようと、いったん家に帰った時、ベッドで寝てる嫁さんの寝顔を見て、

「…。 あれ? 思い詰め過ぎてたな」と、すこし気が楽になりました。
思い詰めたときに、隣に誰かいる、誰かに話すことができる有難さとは、こういうことを言うのか、と感じました。

いや、世の中こんな事態とは比べようもなく、深刻な事態はたくさんあるでしょう。
例えば、経営者が自ら命を絶つ類のニュースを見るだびに、何も死ななくても…と思うと同時に、他人には想像の及ばない程の凄まじいプレッシャーだったのだろうな…とも思います。

よく、真面目な人、責任感が強過ぎる人が危ないなんて言われますが、案外、自分はプレッシャーに強い、ストレス耐性が高い、などと普段考えてる人も、それを上回る事態に陥った時に脆いのかもしれません。

さて。その後ですが。
AM8時頃、会社に戻って、そこらの入り口に、「サーバー使えません。メール読み書きできません。by シミー」 などと書いた貼り紙をしたり、各部署に説明に回ったりして、サーバーはネットワークから分離したまま、バックアップテープやら何やらで、なんとか1日で全体の通常業務が出来るまで復旧しました。

終わってみればどうってことないですが、いろんなことを学んだ長い2日間でした。
(5年くらい前の出来事です。ふと思い出したので。長文失礼しました)

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2006.02.21

ストレス耐性(前編)

servers何年か前まで、会社でシステム管理者というのをやってました。
みんながソフトウェア開発したり、メール読み書きしたり、ファイル共有してるサーバーのメンテナンスが主な仕事です。

メインのソフトウェア開発業務の傍ら、もっぱらメンテナンス作業は残業時間で、勉強するのは家。 でも、上司に評価されることは殆ど無い、というボランティアに等しい仕事でしたが、興味あることだったので、楽しくやってました。

当時、複数の開発部署で計100人近くが、そのサーバーを利用してましたが、ある日、私は かなり大きなトラブルを起こしてしまいました。

SUN のサーバー機がメインだったのですが、Linux が流行りだした頃に、コストダウンという名目で、1台 Linux マシンを組んだものも使ってました。 こいつのハードディスクは、RAIDカードでミラー化してたのですが、安物のカードのせいか高温のせいか電源のせいか…、たまにハードディスクが逝ってしまうのでした。

3度目の時に「またかよ!」と思いながら、新しいハードディスクに差し換えてリカバーさせてたのですが、サーバールームでボーっと待ってるのは暇なので、SUN の、あるソフトのバージョンアップ作業をすることにしました。

その途中、リカバー中の Linuxマシン(のRAIDカード)のブザーが鳴って止まってしまいました。 なんと、コピー元のハードディスクまでエラーを出しています。

 「うそっ!マジで!?」

何度かやり直したのですが、やっぱりうまくいかず、空しく時間が過ぎていきます。
さらに、冷静さを欠いた状態で、SUN の作業も続けたせいで、大失敗をしてしまいました。 (重要なシェアードライブラリを上書き)
ほとんど全てのコマンドを受け付けなくなってしまいました。

 「うわっ!やってもた!!」

大勢の開発業務が止まって、メールや共有ファイルが読み書きできない事態になってしまう。 朝までになんとかせねば、と、いろいろ手を尽くしました。

よく冷えたサーバールームに1人。
時間はもうAM4時を過ぎてました。

(後編に続く)

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2006.02.15

ビンテージが買えなくなる日

PSE「電気用品安全法」という法律があります。
日本国内で売られる電化製品に課せられる安全規格で、これにパスした製品は、左の "PSE"マークが、製品のどこかに付いてます。 (ロゴのデザインセンスが… CEマークと比べても…)

で、この4月から このマークが付いてない製品(のうち259品目)は、販売することができなくなります。
困るのは、中古販売業者。 (有名どころではハードオフやソフマップ)
自前で PSEマークを取得するなどの措置を考慮中だとか。(ITmedia)

法律が平成11年に改正される前は、「電気用品取締法」 通称:電取(でんとり) だったのですが、当時の製品も、その安全規格をパスして製造されてるわけで、法律(マーク)が変わったからって、それ以前のものは全面販売禁止ってのは、過激だなぁという気がします。

それにしても、販売できなくなる様々な電化製品の中で、ひときわ話題になっているのがビンテージ・シンセサイザー
特にアナログ回路で組まれたものは、最近のデジタルものには真似できない良さがあり、根強い人気で、20年くらい前の製品が、結構な高値で売買されているからです。

そのこと自体は、数年で陳腐化してしまう家電やパソコンなどに比べて、(作り手からすると) ありがたく感じる反面、近年のデジタル・シンセサイザーには、それを上回る魅力が備わってない、という見方もあるわけです。

今、楽器メーカーとして出来ることは、ビンテージ・シンセサイザーのファンをも納得させるような魅力ある製品を世に出すことかもしれませんね。 (もはや法律を変えることは出来ないので…)

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2006.02.01

足りないのは成功体験か?

kaidan会社で働いてるのは、経済的な理由もあるけど、「もっと経験を積みたい」という理由が大きい。

とりわけ 「成功体験」。

試作基板が動いた。新しいアルゴリズムを開発した。企画が通った。プロジェクトがうまくいった。製品が売れた。 …など。

でも最近、成功体験に恵まれない。 テンション下がりぎみ。
時間を無駄にしてるんじゃないか? こんなんでいいのか?

それをバネにして、プライベートで頑張ればいいのだけど、つられてテンション下がりぎみ。

でも、この記事を読んで、ちょっとハッとした。
今の自分に足りないのは、情熱と執念だ、と。

どこかで、「これって、オレのやりたいことじゃないんだよなー」って気持ちで臨んでて、
いつかそのうち、寝食を忘れるくらい面白いテーマにめぐり合って、成功体験積むんだ …なんてつもりでいた。

それじゃダメだ。

どんなことにも、情熱を持って取り組んで、執念で結果を出して、自分のスタイルを確立するんだ。
そしたら、確立した自分のスタイルを踏み台にして、さらに次へ進歩しよう。

今はまだ、とらわれるような成功体験も、踏み台にできるような自分のスタイルもない。

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いつもと違う感じで、すいません。 そんな気分なんです。

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2005.12.13

テレビ会議 使ってます?

TVmeeting岩谷産業、テレビ会議/電話で出張費差削減」だそうです。

ふーむ。 テレビ会議ねぇ。
うちの会社にも、テレビ会議システムがいくつかあって、以前使ったことあるんですよ。

たしかに、画質・音質は悪くないし、遅れも許容範囲。
技術・インフラは日々進歩してるなぁ、と感じました。

でも、いざ会議してみると、なんかイマイチなんですよね。
慣れてない、というだけではないような違和感。

しばらくして気づきました。
3人対4人の会議だったのですが、お互い画面(カメラ)見てしゃべるもんだから、誰に向かって喋ってるのか一瞬判らないんですよ。

 相手 「ところで、あの件どうなってるんだっけ?」
 こちら 「・・・。」
 相手 「シミーくん?」
 私 「あ、私ですか。 あの件はですね…」

終始こんな感じで、スムースに進行しません。
これがリアルに同じ場所なら、たとえ、よそ見してても、声の方向とか雰囲気でわかるんですけどね。

じゃあ、空間をシミュレートするために、全員HMD(ヘッドマウントディスプレイ)して、いろんな方向にスピーカーとマイクを置いて… というのは、まず採用されそうにありません。(笑)

結局、重要な会議は出張してリアルにやって、30分の定例会議みたいなのをテレビ会議、という使い分けなんでしょうね。

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2005.12.10

軽い警告、重大な警告

いろんなニュースでやってますが、みずほ証券のジェイコム株 誤発注について。

61万円で1株売り のところを、1円で61万株売り。

もう、ギャグかと思っちゃいますね。
でもギャグじゃなくて、ホントに 300億円の損失を出しちゃうんだから笑えませんが。

もちろん事の発端は、担当者の入力ミスなのですが、システムにも多分に問題があったに違いありません。

担当者が「つい警告メッセージを無視した」とありますが、おそらくシステムの警告メッセージが、軽い警告でも、重大な警告でも同じように表示していたのではないでしょうか。

例えば、注文価格が、市場価格から少しだけ乖離してる場合と、大幅に乖離している場合で、表示されるメッセージは「市場価格より**%乖離してますが、本当に発注しますか?」といった具合に。

何よりスピードが重要な金融業界の仕事で、いつものメッセージをいちいち読んでる時間なんてありません。
おなじみの「Windowsロゴテストに合格していません」警告メッセージと同じです。(笑)

人間は必ずミスをするものです。
それを予防する、あらん限りの工夫が、システムには備わっていなければいけません。 (工場の生産現場には、作業者のミスを減らすための仕組みが満載です)

そのシステムを作るのも、やっぱり人間なのです。

今回の事件は、「殺人バグを追え」という本を私に思い出させました。

1986年4月11日、バーノン・キッドは顔側面の悪性腫瘍の治療を受けるために東テキサスの病院にいた。放射線の治療台に横になったキッドは、その瞬間、閃光を見たのと同時に、卵が焼けるようなジュッという音を聞いた。顔の片側が焼けるように痛んだ。3週間後、キッドは死亡した。解剖の結果、右の脳と脳幹に多量の放射線による損傷を受けていることがわかった。なぜ過剰照射が起きたのか。コンピューターの設計ミスか、操作ミスか。現代のコンピュータ社会に埋め込まれた爆弾―バグ―を追って、バグ・ハンターの執拗な調査が始まった。

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2005.12.02

プログラマの幸せ

smokeこの記事は面白かったな。

 「SEの奴らって、プログラム組んでりゃ幸せなんでしょ?」

なるほど。 こう思われてるのか…
たしかに、好きなことが出来るって大切ですけど、それさえ出来れば他はいらないってのは違うなぁ。

生活できなくなれば、好きなことばかりやってる場合じゃないですし。
独立したら、開発以外の仕事も山ほどあるでしょう。

そう考えると、会社にいるのって快適なんですよね。
わりと好きなこと出来るし、大きな組織じゃないと出来ないこともある。 何より生活に困る心配はない。

それでも、いつかは独立しようと思うのは、うまく言えませんが、技術者魂商売人魂 がミックスされた、自分のアイデンティティーみたいなもんです。

そこを理解してくれる人に誘われたら、一緒に頑張りましょう、と言えるかもしれませんが、上記の記事みたいな、技術者を何か別の生き物のように捉えてる人についていくのは避けたいところです。

あ。 そういえば、いつも一緒に昼飯を食べてる若い同僚が、12月いっぱいで辞めるって話を聞きました。 1月から沖縄に引っ越して、海人(ウミンチュー) になるそうです。 (←うそ。 音楽で食っていくのが目標です)

「当面、何を生業(なりわい)にするの?」って聞いたら、「スロットっす。 この半年間、生活のために打つ研究をしてきました」とのこと。 沖縄のスロット店に視察に行ったり、シミュレータをプログラミングしたり。 (アベレージ15万円くらいにはなるそうで)

と、まぁプログラマといえども、その夢は、十人十色なわけですよ。

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2005.09.30

松ちゃん兄 エンジニアを語る

matu_aniダウンタウン松ちゃんの兄、松本隆博さん。 だいぶ前、ダウンタウンのテレビ番組に登場して、ギターを弾いて熱唱してた姿がやけに印象に残っています。

なにかのベンチャー企業の取締役ってことは知ってたのですが、元々エンジニアだったんですか。
今回は、エンジニアと営業の衝突解決法について、アドバイスを語っておられます。

 Tech総研: ワガママ営業を操るコミュニケーション術

意外な程(笑)、良いアドバイスです。 さすが、エンジニアと営業、両方経験してるだけあります。

さて。
営業が苦労して仕事を取ってきても、エンジニアはすぐ「出来ない」と言う、とか、
エンジニアが連日徹夜で作業してるのに、営業は無理な案件をつっこんでくる、といったお互いが感じる不満。

私の仕事は、そのような形で、営業と衝突することは無いのですが、私が顧客としての立場で、他社の営業とエンジニアのギャップを目の当たりにすることはあります。

開発の一部を外部業者に委託する際、発注の段階では、日程もコストも「問題ないっす。任せてください」と営業マンは言いますが、その横のエンジニアは「無理」とまで言わないものの、渋い顔をして黙ってたりします。 で、いざスタートすると、案の定、日程もコストも増大しがちなんですね。

結局のところ、一番困るのは私です。
営業マンに「出来ると言ったじゃないかっ!」と怒ったところで、何も変わりません。
こちら(顧客)が、相手の営業とエンジニアのギャップを感じたら、積極的に直接 エンジニアとやりとりして問題解決を図る、などのアクションをすべきなのです。

…ということを、最近学びました。(汗)

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2005.08.27

送別

mrS酔ってます。(頭痛いです)
今晩は、間違いなくウチの会社の一時期を支えた、スーパープログラマの退職送別会。

もう AM3:00。 最後までその人らしく、雄弁に持論を展開してました。

自分はこうなりたい・何をしたい、という思いと、現状の職場・職務とのギャップ
天才に近づくほど、そのギャップは大きく、耐え難いことが多いのかもしれません…

同じプロジェクトに居た時は、意見が合わない時もありましたが、今となっては、その経験が私のになっています。
新しい職場でも信念を貫いて、魅力あるモノづくりをして欲しいと思います。

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2005.08.06

触媒

shokubaiちょっと酔ってフラフラしてます。

私を含め、チームごと 8月から異動になるので、送別会をしてもらいました。
職場では、年々テンションが下がっている自分にとって、異動は気分転換のいい機会とも言えるのですが、残念なことがひとつあります。

私が「触媒」と思っている人と離れることです。

触媒、というのは、他の物質の化学反応を促進したりする役割をする物質のことですが、その人と話しているとアイデアが活性化されて、いつも想像もしなかった方向に発展していくので、まさに触媒のような存在に感じるのです。

まぁ、車で 10分くらい離れた事業所に移るだけなので、いつでも会って話せるんですけど。(^^;

他にも、技術的思考の触媒 とか、いろんなタイプの人がいます。
今後とも、その人たちと化学反応(?)していきますし、お互いに触媒と思えるような人と、もっと出会いたいと願っています。


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2005.07.12

信頼と放任

chartここ数ヶ月の業務日誌を読み返してたら、ほとんどプログラム書いてないことに気づきました。
ちょっとしたデモ用アプリを作ったくらい。

ほとんどの時間は、各担当者(ハード屋,ソフト屋,メカ屋,デザイナー)へのディレクションや、設計委託先のコントロール、スケジュール調整、企画や仕様をまとめたり、プレゼンしたり。。

プロデュース業ってのは、そういうもんでしょうし、私はプログラミング以外の仕事も結構好きなので、それはいいのですが、ちょっと気をつけないとなぁと思うことがあります。

ソフトウェアの工数を見積もる際に、「ま、これくらいで出来るやろ」的に、どんぶりで計算しちゃうところです。 自分がやったらこれくらいかな?というのを基準にして。

でも、自分では最新技術にキャッチアップしてるつもりでも、実務から離れるにつれて、実装上の細かい問題点は見えなくなってきてるハズで、いつまでも自分の「勘」だけに頼ってちゃいけないな、ということです。

担当者を信頼して任せるというのと、ディレクション無しに放任するってのを取り違えてはいけませんが、もっと任せる部分を増やしてもいいのかな、と感じてます。

私は製品開発をまとめる立場なので、スケジュール守ったり、品質を上げることを第一に考えなければならないのでしょうけど、それ以上に、担当者それぞれ、自分がやりたいと思う仕事をやって、能力を100%発揮することが重要だと思ってます。

それが結果的に、良いモノづくりにつながっていくのだと信じてます。

えーと、さて。 そろそろ首位陥落でしょうか…?
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2005.06.28

社長の能力

Businessmanベンチャーの社長というのは、あらゆる能力が必要なようです。
ユニークな発想、堅実な経営舵取り、豊富な知識,経験,人脈、営業センス …など。
「そんな奴おらんやろ~」大木こだま風 にツッコミたくなります。

しかしまぁ、自分にない能力でも、必要なものは努力して身につけて、社長が変わっていかないと、ベンチャー企業は成長しないってことなんでしょう。

ここで、ふと疑問が。

ベンチャーではない、でっかい会社の社長は、どうなんだろう?
大企業の社長は、ベンチャーの社長より能力の幅が狭くても務まるんでしょうか?

そんなわけないような気もするし、世間にはいろんなケースがあるので、正直よくわかりません。
しかし、少なくとも一般的には、ベンチャー経営者とは別の能力が必要そうです。

それは、権力者の方針や、株主の意向に忠実に従って、望まれた成果を確実に挙げる能力。 そもそも、この能力なくして、サラリーマンから社長にまで出世することは不可能でしょう。

課された目標の方が成果を出せるタイプの人間か、
自分で見つけた目標の方が能力を発揮できるタイプの人間か。
サラリーマンでいるか、ベンチャーをやるか。 一つの目安のような気がします。

私はどっちなんだろう。 もしかして…前者なのか? (--;
まぁ焦らず、自分を見極めようと思います。

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2005.06.03

砂丘の砂の一粒

szswt昨晩の飲み会で、自動車メーカーに転職していった元同僚と再会した。

まだ入社して間もないということもあってか、とにかく巨大組織では、自由の無さや、分業の細かさが想像以上で、前より大きな会社に転職するのって大変だ、という話だった。

入社時の挨拶で、「すごくたくさん人がいるので、砂丘の砂の一粒になった気分です」と言って、周囲をドン引きさせた、という彼らしいエピソードも聞けて楽しかった。

彼のことだから、本人は大変と思っていても、周囲からは大変そうには見えず、そして、いつの間にやら成果を出していくのだろうな、と思う。

ちなみに、彼は東大の大学院卒という輝かしい学歴を持つのだが、特筆すべきは、彼のキャラクターである。

自分のスキルに自信を持っている人ほど、他人の優れた能力/成果に嫉妬や焦りを感じたり、自分の能力/成果をひけらかしたり、素直に間違いを認めなかったりすることがあるものだ。

ところが、彼は 天才 と呼べるだけの能力を持っているのに、他人の能力/成果を、とても素直に「すごいなぁ!」と感心して「教えてくださいよ」という態度で接したり、間違いを指摘された時に「あっそうか! なるほど」と即座に受け入れる柔軟さを持っているのである。

そんな彼も、理不尽な命令や、不可解な組織方針には、黙っていられないタイプで、ずいぶんストレート過ぎる発言で、よく上司の不興を買っていた。

しかし、今思えば、彼が言うことには、いつも必ず道理があって、それを受け入れたり、説得しきれないのは、むしろ上司の器(うつわ)のせいであったような気がする。

難易度の高いプロジェクトの成否は、凡人たちの努力に加えて、天才のひらめきが不可欠である。 リーダーが自分の能力だけを頼りに、全ての問題を解決しようとすれば、チーム全体にとって不幸な結果になる。

新たな目標を持って、優秀な人たちが退社していく度に、個人としては、心から応援しているものの、会社の一員としては、それらの人たちの優秀さ に見合うだけの、目標ややりがいを与えることができなかった組織体制が招いた損失だな… としみじみ感じている。

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2005.05.31

企画部って普通あるの?

ganari私の勤めるメーカーには、企画部マーケティング部といった部署が無い。
市場調査、企画立案、仕様策定などは、開発部の開発チームが行う。

プロジェクトリーダーは、それらをまとめつつ、チームマネージメントや SE もやるので、エンジニアとしてのスキルだけでは務まらない。

もちろん、プロジェクトリーダーの上に、プロジェクトマネージャ(執行役員クラス)が居て、大きな決定は裁可を仰ぐわけだが、基本的にはプロジェクトリーダーを中心に、チームみんなで仕様を決めて、みんなで実装する、といった具合である。

ずっと、それでやってきたので、それが当たり前だと思ってた。

どうやら、世の中には、企画を考える人と、実装する人がバラバラな会社もたくさんあるらしい。
(巨大メーカーほど、そうなのかな?)

たしかに、実装する人が、仕様も考えるデメリットはある。
いつのまにか、自分たちが出来る範囲内に仕様がシュリンクされてたり、逆に、ソフト屋さんの趣味でいらぬ仕様が膨らんでたり…。

でも、チームメンバーのモチベーションには、この方が良いし、部署間のコミュニケーションミスによって起こるロスを無くせるなど、メリットはたくさんある。

そして、私自身にとって、巨大メーカーでは得られない幅広い分野の経験と、零細メーカーでは得られない大きなビジネス規模の経験が同時に出来るのは、とても恵まれたことだな、と最近思えるようになった。 (人手不足の時は、プログラミングや回路設計もやるしね)

[余談]
そういえば、高橋がなりさんのブログ[虎の声]が、今日で終わりでしたね。
成功者の言葉は、時に素直に受け入れられないこともありますが、この人の言葉はいつでも胸に響きます。 毎日、勝手に励まされてました。 どうもありがとうございました。

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2005.05.28

器(うつわ)

handshake異業種メーカーに製品企画を持ちかけた。
(会社の機密事項なので、内容,メーカー名は記さない)

お互いメリットあるコラボレーションになる、ということで、いい話し合いが出来た。 次回の打ち合わせ時は、スケジュールや役割分担など、もっと具体的な話を詰めよう、ということになった。

今回の件